映画「サバイバルファミリー」あらすじ

ある日突然、電気や電池といったエネルギーが日本のどこかしこで使えなくなったしまいました。
コンビニやスーパーでは買占めや強奪が行われ、銀行ではお金を引き出せなくなってしまった人々でごった返しています。
テレビもラジオも携帯も使えないため情報が何もわからずみなパニックになってしまします。
そのとき、主人公の一家のお母さんの実家である鹿児島へ東京から移動することを決断します。
皆考えていることは同じで、どこの自転車屋に行っても自転車は売り切れ、そんな中売り残った価格が高めの自転車を有り金で手に入れます。
そして一家で自転車による移動を開始します。
コンビニで高額に売られる水にお母さんは「さっきのスーパーはもっと安かったよ」と言うと表示価格よりも安く売ってくれました。主婦の知恵と力です。
目を離したすきに水を盗まれ長男が犯人を追いかけますが、その犯人は自分の泣き叫ぶ赤ん坊のミルクに水を使う様子を見て、諦めます。みんな生きるために必死なのです。
自転車をこぎ続けたどり着いたのは、ブタを買うお年寄りの家でした。
一家はそこで巻き割りなどを手伝いながら久しぶりの豪華な食事に舌鼓を打ちます。
しかし、家族は目標である鹿児島へ向かうためにまた旅立ちます。
天候が悪くなったある日、嵐に巻き込まれ、お父さんが川に流されてしまいました。
悲しみに打ちひしがれる家族の前に腹を空かした野犬が何匹も現れ、脚を痛めて走れないお母さんを襲おうとします。
その瞬間音が聞こえ汽車が走ってきて、野犬たちは逃げて行きました。
おびえる家族の前で止まった汽車は家族を乗せて走りだしました。
汽車の中には同じように移動している人々がたくさんいました。
汽車の窓から見つけた倒れているお父さんを見つけた家族は揃っておじいちゃんの元に行くことが出来ました。
そこからはみなが自給自足の生活で魚が嫌いだった長男長女も海の恩恵を受け、1年間暮らしました。
ある日音が聞こえ、倉庫に行くと山積みにされた電化製品の中から目覚まし時計が鳴り響いていました。
そして、町内放送が流れ、謎の停電期間は終わりを告げたのです。

映画「サバイバルファミリー」感想

日本中に巻き起こった困難を一致団結して乗り越える家族の、それぞれの心の成長を感じられる物語です。
設定は電気や電池といったエネルギーがある日突然使えなくなり、日本中の人々が混乱を極めるというものです。
現実味はありませんが、実際そんなことが起こってしまったら、ここまで生活に苦しむことになるんだということを身をもって感じました。
現代の技術に頼り切っている日本人がどう生き延びるのか、とてもリアルに描かれています
そんな困難な状況でもあるアウトドアな家族は、その状況を楽しむかのように生きていました。
こういうときに、アウトドアな人々は生き抜く術を知っていて得だなあと考えさせられました。
どんどん汚くなる服装や、顔についたドロ、そして挙句の果てにお父さんの死守していた頭のカツラがなくなった時には、もうすでに家族はこの状況で生きるという覚悟が決まっているように見えて、感動しました。
鹿児島の父が送ってくる大きな魚をいつもどうさばいていいか分からず父や田舎を邪険にしていましたお母さんも、パソコンでレポートを書きながらヘッドフォンで音楽を聴く日々だった長男も、友達との携帯でのメールに面倒を感じていました長女も、そして家族の中であまりいい扱いを受けていなかったお父さんも、みんな1年後には立派な姿で自然と生きており、この物語を見てきた満足感を得ることが出来ました。