映画「君は月夜に光り輝く」あらすじ

高校生の岡田卓也(北村匠海)はある日同じクラスで入院中の渡良瀬まみず(永野芽郁)に寄せ書きを渡すため渡良瀬の入院している病院に行くことになる。渡良瀬の病名は未だ治療法が発見されていない不治の病・発光病というものだった。渡良瀬の余命はゼロと言われていていつ死んでもおかしくない状況だった。しかし、渡良瀬はそんなことも感じさせないような明るい笑顔で岡田を迎える。顔も知らないただのクラスメイト同士であったが、渡良瀬は岡田にまたお見舞いに来るようお願いする。後日、岡田はまた渡良瀬のいる病院へと足を運ぶ。岡田は先日話していた父からの贈り物だというスノードームを手に取るが、手を滑らせ割ってしまう。大事なものだと知っていたので罪を償うという意味で岡田はできることはなんでもすると渡良瀬に言う。そこで、渡良瀬は岡田に「死ぬまでにやりたいことリスト」を病院から出ることのできない渡良瀬の代行として叶えていって欲しいとお願いする。最初は乗り気ではなかった岡田も日を重ねるごとに渡良瀬の魅力に気づいていき、渡良瀬もまた岡田の優しさに惹かれていく。病気が原因で生きる意味を失いかけていた渡良瀬とって岡田とのやりとりは生きる意味になっていたのだ。また、病院にいながら岡田の代行のおかげで普通の人間として生きている気持ちになれていたのである。しかし、お互いの気持ちが同じであるにも関わらず渡良瀬の死が近づくにつれて、二人の間に壁ができ始める。そしてまた、岡田が抱え続けてきた”ある過去”も明らかになっていく。

映画「君は月夜に光り輝く」感想

大人しい岡田卓也と明るい渡良瀬まみずの関係性はとても見ていて微笑ましいものでした。岡田は姉が発光病の彼氏がなくなったことで自殺したと言う悲しい過去を持ちながらも渡良瀬と必死に向き合おうとする気持ちがひしひしと伝わってきました。岡田が途中で渡良瀬のいる世界なんて想像できない、と伝えたとき姉と同じ道を辿ってしまうのではないかと思ったけどそれに対し渡良瀬が自分の代わりに生きてと最後の代行をお願いしたシーンは感動的でした。一緒になるだけが恋愛じゃないんだな、と思いました。また、渡良瀬まみずは現実では死んでしまったけど岡田卓也の中にずっと想われながらずっと生き続けているんだろうなと思いました。自分ではなく誰かに代行してもらって人生を楽しむと言う考えは斬新で面白いと思いました。渡良瀬まみず役の永野芽郁さんの演技は明るさの中にどこか儚さがあって目を離せば消えてしまいそうな雰囲気があってすハマってたなと言う印象でした。